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ランガラカレッジWeb and Mobile App Design and Development 1stセメスターの振り返り(中編)

更新日:

みなさん、こんちには! Noriです。

前回のWeb and Mobile App Design and Development(WMDDと普段呼びます)の第一セメスターの振り返りの記事をアップしました。
そこではHTML/CSSのクラスとWeb Programming(JavaScript)のクラスのレビューをしています。
もしまだチェックしていない方は是非ご覧ください。

一応補足ですが、WMDDはデザイナーストリームとデベロッパーストリームの二つに分かれているのですが、この第一セメスターの科目は共通で必須科目です。

再掲になりますが、カリキュラムは以下で確認してください。
カリキュラム

この記事では以下の二つのクラスについて振り返ります。

4800 Graphic Design for Web
4825 Introduction to User Experience Design

Graphic Design for Web

このクラスは、講師が事前に録画した映像を見ての学習でしたので、出席等はありませんでしたし、最後まで講師の顔を知ることなくセメスターが終了してしまいました。
MidtermやFinal Examでは筆記でのテストはなく実技課題でした。
3日程度時間が与えられて、提出すればよい形式です。
このクラスでの各課題や実技試験において落第点となるような点数を取るとは考えられません。
一度実験がてら、すごいカラフルな配色で課題を作成してダメ元で提出したのですが、その時はやはり75点でした笑
参考にしてください。笑

このクラスでは、ウェブページをデザインするにあたって重要なデザインの原理原則を一通り学んでいきます。
キーワードとしては

10 Elements of Design
10 Principles of Design

です。合計20項目を3ヶ月で学んでいきます。

例えばBalandeとかColorとかが具体項目としてあげられます。
そういったテーマひとつひとつに対して、簡単な図形(丸とか星とか)をつかってイラストレーター上でデザインを作成する課題が毎回出されていました。

私は全くもってデザイン音痴でして、そもそも立体的にスケッチすることすら危うい程度です。
当然デザインに関する知識もなしの状態でしたが、感想としてはめちゃくちゃ楽しかったです。

普段何気なくふつうだと思っている有名企業のウェブデザインが視覚的に深い意味があったということやUXを向上させるために工夫されていたことなどに気づかされました。

カラーについての学習も大変興味深かったです。
例えば、コカ・コーラが赤を主体にしている意味はなんでしょうか?
食品系企業だとどういうメインカラーが好まれそうでしょうか?逆にNGはなんでしょうか?

などなどデザインの常識を一通り習得したという言い方で良いかと思います。

Introduction to User Experience Design

名前の通り、UXを学ぶクラスになります。
この第一セメスターで、唯一のグループワークで進めていくクラスです!

もし仮に、「第一セメスターが大変だった。」と感想を言う方がいるのならば間違いなく原因はこのクラスかと思います。

そうなんです。グループワーク。。。なんです。あまり多くの説明は必要ないかと思います。
メンバーはランダムに構成されていました。
私のグループは私含めて三人でしたが、他のグループは五人のところもあったようです。
(同じクラスですが2つのセクションに分かれてるのでどっちのセクションを履修したかで人数が違います。)

セメスターを通じて一つのアプリケーションのUXをデザインしていきます。
お題は、「日常生活の問題を解決するモバイルアプリケーション」でした。
問題を定義していくところからはじめて、ニーズを調査、ソリューションのプロトタイプの作成、
テストの実施などを一通り学んでいきます。

授業内容としては大きく以下のようなキーワードになります。

デザインとは?
User Research
Persona
Task Analysis
Information Architecture
Prototype
Usability Evaluation

ダイアグラムの作成ツールやプロトタイプ作成ツールなど知らなかったものも多く紹介されて楽しかったですよ。
それぞれ学んだトピックについて、グループで成果物を作っていくのが毎週の課題になっていきます。
ときには二人以上にインタビューをするといった骨の折れるものもあって大変でした。

プレセンテーションは3回ほど。といってもライブでのプレゼンではなくグループでビデオをつくってアップロードする感じです。
講師が全部のグループのビデオをアップしてくれるので相互に評価シートを記入して提出しました。
評価の付け方はそんなに厳しいとは思いません。
私のグループはそこまで完成度は高くなかったですが、お情けで最低でも合格点ギリギリのスコアはつけてくれてるように感じました。優しい世界ですね。

グループワークのアドバイス

私のチームメンバーはアジアの方とヨーロッパの方でした。
ただ私は日本、一人はカナダ、一人はヨーロッパに滞在していたため、日本時間のお昼や夜中にzoomミーティングを行っていました。
ペースとしては週に1時間程度だったと思います。
基本的に、Slackでやりとりをしていれば内容がだいたい固まっていくという感じで最初から進められたので、
私が土台となるドキュメントやスライドをざっと作ってしまって、適宜メンバーに上乗せや修正を依頼していく形で乗り切りました。

これまで何度か外国の方とグループ課題を行ったことがあるのですが、基本議論が発散するなぁという印象でした。
それを今回はなんとか起こさないようにするために奮闘したいなぁという気持ちで臨みました!

これが答えかどうかは状況次第とは思いますが、ゼロベースで議論を進めないことが重要だと感じました。
すなわち、土台となるファイルを用意しておくとか、アイデアを少し考えておくとか、誰が書いても同じ内容になる決まり切った箇所に関しては自分で記入してしまうとか。それだけでチーム内で決めなくてはならないこととか残り作業ってすごく少なくなるんですよね。
あくまで個人プレーに走るのではなく、透明性は担保しながらうまくチームを引っ張れたかなと振り返ります。

ちなみにですが、おそらくWMDDコースの中で私の英語力はもっとも低いと感じています。
言っていることはわかるけど満足に伝えきれないってところでしょうか。
それでも上のようなやり方で、三人で明るく楽しく取り組むことができたのでとても達成感がありました。
あまりアドバイスになってないかもしれないですが、もしWMDDに入学された方にはグループワークではガンガン引っ張っていってもらいたいです。

UXクラスのストーリー

前回の記事でヒヤっとしたストーリーを書いたのですが、評判がよかったので小話程度に毎回書きますね。

何人かからエピソードを聞いたのでシェアします。
まず、働きながら学生をしている方もいらっしゃるので、そもそもオンラインで行うミーティングの時間がその方にかなり縛られたそうです。
まぁそれ自体は異なるバックグランドや環境がありますので、多様性という言葉で受け止めて良いかと思います。
しかしながら、グループで提出しなくてはならない課題の一部を割り当てても、期日までにやってこないことがあったそうです。
グループ全体のスコアに関わることなので、それはメンバーからしたら納得できないですよね。。。
そうすると、もうその方にタスクを振ること自体がリスキーなので、残りのメンバーでやっていくことに必然的になってしまいます。。。
しかし今度は、コミュニケーションが疎遠になるとそれはそれでその方も不満に思うわけです。。。
もう崩壊のはじまりです。。。
メンバーの方は相当苦労されたようでした。
講師がMTに参加したこともあったようなのでなかなかですね。。。

最後に

少し長くなりましたが、いかがだったでしょうか。
デベロッパーの私でもこのデザイン周りの授業はとても面白かったですし、自分のポートフォリオにも十分にいかせそうな内容でした!
どなたかの参考になれば幸いです。

Nori

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