みなさん、こんちには! Noriです。
前回まで2回に渡って, Web and Mobile App Design and Development(WMDD)の第一セメスターの振り返り
前編
中編
の記事ををアップしました。
今回はこのシリーズの後編、最終章です。
今回振り返るのはデザイン系の2科目になります。
4810 Introduction to Vector Graphics
注意:上記2科目はクラス編成が行われたことにより、2021年1月から以下の名前となって一つのコースになりました。
授業時間もそれぞれ1.5hずつだったものが、3hになっただけなので中身自体に何も変更はありません。
Introduction to Raster Graphics
Raster Graphics...私には最初なんのことを意味していて、どんな授業内容なのか見当すらつかなかったです。
この授業はAdobeの"Photoshop" を学びます!!
「うわー、デベロッパー志望だから全く興味ねぇ。。。」
そんな声もありそうですね。笑
しかしながら、このコースめちゃめちゃ実用的です!
Photoshop を触ったことがある方には釈迦に説法な内容かも分かりませんが初心者にはとても楽しめる内容でした。
顔のシミやシワの消去
薄暗い写真を綺麗に復元
壁面に画像を埋め込む加工
特定の箇所のみ色を変更
などがハイライトかと思います。
Photoshopにはかなり多くのツールが用意されているので、全てを網羅するまでには全く至らないはずですが、
これまで「写真写りが悪い」からという理由で封印してきた画像をうまく蘇らせることができるかと思います。
フォトショに慣れている人からしたら「何を今更」という感じですよね。私は初めてだったのでウキウキでした。笑
下に二つの画像を加工して作った私の作品を載せてみます。笑
おそらく「作品」というにはあまりにも微妙な出来かと思いますが、終始楽しく作ってみたいものを課題を通じて制作しました。
講師の方はデザインの仕事を通じて移民された方で、現在はご自身の会社を経営されているとおっしゃっていたベテランです。
いつも細かいレビューをいただけるのでこちらもとてもやりがいを感じていました。
ペンツールの使い方の指摘やフォントの選び方まで「デザイナー」の視点から有益なアドバイスをくれました。
指摘だけではなく、彼なりのソリューションまでシェアしてくれてたので一つの課題にたする学びのリターンが大きかった印象です。
私はそこまでいい点数が欲しいわけではないので、必ずしもキレイ目な感じで仕上げていたわけではないですが、特に厳しい点数をつけられていないです。
どちらかというと甘めで、学生が作ったものを最大限に尊重してその上で適切なアドバイスをいただけたように振り返ります。
おそらくこの講師はどの学生からも好かれていると思いました笑
講師から共有された画像ファイルでの実習が多いのでなかなかここで共有できないのですが、ありとあらゆるタイプの画像ファイル(白黒や風景画など)を扱うので楽しみにしていただきた科目です!!
Introduction to Vector Graphics
このクラスもPhotoshopと同じ講師の方が担当されました。
こちらはIllustratorの使い方の講義になります。
Photoshopは割と万人にとって実用的かと思いますが、
Webデザイナーとしてはこちらの方が多く使うことになる?ような気がしています。
webサイトのUIキットを作るさいに多様する気がするのでデザイナーの方は頑張って習得されるといいのかなぁと感じました。
丸や三角といった基本的な形を用いて、あらゆるイラストを作成できるようになります。
例えば、車や雲、人であったり、各種ボタンやセレクトボックスなどのシェイプを制作します。
以下私が作ったものです。
陸上競技クラブのバッジを作ったといった感じですかね。。。こんなもんです。笑
わりと今後のプレゼンテーションのスライドもデザイナーがロゴや差込画像を作ったりする(基本フリーのものを使わない)のが好まれるようなので、
ここで一通り流暢にツールを使えるようになっておくと、2ターム目以降チームで大きく活躍できるのかなと思いました。
もう少しイメージしやすいように補足すると、
スマホで音楽を聴く時、画面には、
歌手名
曲名
前の曲、次の曲の矢印
再生時間を表すバー
などが一般的に表示されているかと思います。
そういったデザインをイラストレーターで表現できるようになったりしました。
プロトタイプの作り方としてFigmaを扱ったりしたので、この経験が次のタームのデザインモックアップの作成に活きるかと思います。
まとめ
今回紹介した2つのクラスは特に出席が必須だったわけではないのですが、指定の時間にzoomに参加すると講師が実際に手を動かす様子が見れるので大変勉強になりました。私は日本時間で6時ぐらいから受けていたのですが、その時間に受講している学生が少なく、たまに講師とマンツーマンだったりしました。笑 集まっても5人程度だったので講師もゆっくりと、わからないところは繰り返し説明してくれました。
課題は毎週出ていたのですが、なかなかツールに慣れていない私のような学生には時間がかかりましたね。。。
最初はわりとクエスチョンマーク出まくりでしたが、繰り返し触っていくなかで少しずつ自分の道具になっていた感覚です。
是非エンジニアの方にも楽しんで自由にやってもらいたい科目です!!!
以上、参考になれば幸いです。
Nori