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Letter of Intent, Personal Statement, Motivation Letter の書き方 後編

更新日:

みなさん。ごきげんよう。Nori です。

完全に放置してしまっていたことをお詫びします。

コロナが発生して4ヶ月とかになりますね。

年始ごろは「2020年は飛躍の年にするんだ!」と息巻いていたのですが、あれから半年、「世界(特にカナダ)よ、持ち堪えてくれ」と願うばかりです。

さて、前回の記事で、みなさん自身のマインドマップを作成していただいて、出願先カレッジの強みやあなた自身が心惹かれたポイントを見いだすことができたのではないでしょうか。

この記事では具体的なパラグラフ構成や便利なサービスを紹介したいと思います。
これをもとに書き進めていただいて、プラスで自分の色を乗せていけば、十分に勝負できるLetter of Intentを書けると思います。

1: 第1パラグラフ(自己紹介)
2: 第2パラグラフ(カレッジからの質問に回答)
3: 第3パラグラフ(カレッジからの質問に回答)
4: 必ず使ってほしい推敲サービス

前回までで、以下まではできてるかと思います。

1: 第1パラグラフ(自己紹介)

 

厳格なパラグラフ構成の指定がない場合、第一パラグラフに書くべき内容は自己紹介です。

あんまり踏み込んだ内容でなくていいと思います。

端的に

何をどこで勉強した。
何を担当した。
何ができる。

をまとめて書けば大丈夫です。

具体的な例としてスクショを貼っておきます。
内容を少し変更しているので、書き直すべきところがあります。
例えば、上から3行目の"amazing"は抽象度が高くわかりにくいので、
もっと具体的に書く必要があるでしょう。
リンク先を入れてあげることで、アクセスしてもらえるチャンスも増えると思うのでおすすめです!
長さ的にもだいたい10行前後でまとめてあげることを意識すると、要点のみを相手に伝えることができるコンパクトな文章になると思います。

 

 

2: 第2パラグラフ(カレッジからの質問に回答)

 

続いて、第二パラグラフ以降から、カレッジ側からの指定のお題に答えていきましょう。

今回ランガラカレッジからのお題は

Why are you interested in this program? なぜこのプログラムに興味があるの?

ですね。

ここから前回までに調査したカレッジの強みの部分を前面に出していきましょう。

ポイントは実体験*カレッジの強みの掛け合わせです!

さらに踏み込んで解説すると、次のような展開にすると説得力が増す文章になります!

1:「こういう経験(失敗、悩み)をしたことがある。(こういう現状である。)」

2:「しかし今の自分では解決に至らない」

3:「カレッジの学びを通じて実現することができる」

結局のところ、
カレッジに通うことによって、

どんな成長を遂げることができるか。
どう社会に貢献することができるか。

をストーリーにして書けばよいのです。

パラフレーズすることも意識してください。
パラフレーズとはつまり、「同じ単語を繰り返さない」ということです。
違う単語や連語を使って語彙力が多いことをアピールするように心がけましょう。

パラフレーズする際に便利なサイトを紹介しておきます! 
こちらにはかなりお世話になりました。

https://www.synonym.com/

使い方は辞書サイトとあまり変わらないので省きますが、
入力した単語の同義語や反義語を検索することができます。

以下に第2パラグラフの例のスクショを貼っておきます。

どうでしょうか?

カレッジが用意しているプログラムの内容に言及。
自分が抱えている課題や実体験、超えたい壁の記述。
カレッジで学んだ後に達成したい内容を明記。

このあたりがきちんとカバーされていることがわかるかと思います。

 

 

 

3: 第3パラグラフ(カレッジからの質問に回答)

 

第三パラグラフのお題が 

How can this program help you achieve your career goals? 
このプログラムはどうあなたのキャリアゴールの実現に寄与するか?

ですね。

ここではあなたのマインドマップにまとめたゴールや理想像のところが有効に使えますよね!

少し公開するのが恥ずかしいので簡単に構成を日本語でまとめます。

「私の夢はこれを実現することだ。」

「具体的にはこれをしてあの問題を解決することだ(具体化)」

「これらを実現するためにはこういうスキルや能力が必要だ」

「このプログラムにはそれを補うことができるこの授業や仕組みがある(カリキュラムとかよく読んで言及)」

「これらはこういう局面で有効となり、夢の実現を大きく引き寄せるキーとなるだろう」

「以上のように、私の夢を実現するためにはこの能力が必要であり、それを提供してるこのプログラムが必要だ(まとめ)」

このパラグラフで230文字ぐらい書けばちょうど2枚になると思います。

私の場合、在学中に指導教官の選択が発生しないため、希望する教授についての言及は盛り込んでいません。
そのため、第2パラグラフも第3パラグラフも授業の内容をベースに書いていることがわかると思います。
欲をいうと、カリキュラムの側面からの記述と担当教授の側面からの記述をかけるとバリエーションが増えてより良い構成になると思います。
しかし、現状抱えている問題や、直近で達成したこと、将来のキャリアゴールのために、
このカレッジへの進学が必要なんだという思いはうまく伝えることができています。

最後は以下のように締めていただければ良いと思います。

 

4: 必ず使ってほしい推敲サービス

 

これでとりあえず、全体を書き上げることはできました!

しかし、本当に正しい文章で、きちんとフォーマルな形で書けた自信はありますか?

そんなときに、エッセーを添削してくれるサービスがあるので紹介します!有料ですが1500円程度で安心を買えるので、ここは惜しまずに利用しましょう。

https://analyze.academichelp.net/

添削してもらったら終わりではなく、添削後も担当者とコミュニケーションが取れます。

私は添削してくれた方に

「ここはこういうニュアンスなんだけど合ってますか?」

とか

「ごめん、ここってこういう意味を表したいんだけど直してくれませんか?」

という依頼を更にしてより精度を高めていきました。
すごくおすすめなので必ず利用してください!

もし今回のletter of intent の書き方の記事がどなたかの参考になれば幸いです。

次回の記事ですが、「なぜ、私がLangara Collegeを選んだのか」をテーマに書いてみたいと思います。
見ていただいてありがとうございました。

Nori

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